2016年11月24日木曜日

Try FORGE!

FORGE を Visual Studio と Visual Basic .NET で


このブログではAutodeskが提唱するクラウドサービス「FORGE」の開発について、デスクトップ開発者の立場から解説します。

FORGE だって Visual Studio

筆者自身はAutoCAD、Revitでアドオンアプリケーションを開発してきました。FORGEはクラウドコンピューティングですから、WEB開発の知識が必要で、デスクトップ開発者にとってはわからないことだらけです。単純に考えても・・・

  • どうやったら始められるのか?
  • 開発言語は何を使えばいいのか?
  • 開発環境はどうするのか?
  • そもそも何ができるのか?

などなど、様々なハードルがあります。なにせわれわれデスクトップ開発者にとっては、Autodeskから提供されるサンプルをGitHubで見ても、javascriptだとかNode.jsだとか、見慣れない言語と開発環境が使われていて、なんのことだかさっぱりわかりません。そもそもGitHub自体がよくわからないという話もありますが・・・。

そこで、このブログではまず手始めに、
  • 開発環境はVisual Studio
  • 開発言語はVisual Basic.net / ASP.net
  • WEBブラウザはGoogle Chrome
  • RESTクライアントとしてDHC REST CLIENT
という前提で話を進めます。いろいろ文献をあさっていると、Visual Studioでのクラウド開発はあまりメジャーではないようですが、そんなことは全く気にせず、慣れた組み合わせで開発を進め、FORGEに対する理解を深めるところから始めましょう。

開発環境のダウンロード


長年愛用したVisual Studio です。Webプログラミングだって問題ないはず!まずは

https://www.visualstudio.com/ja/downloads/

にアクセスして、最新のVisual Studioを無料で手に入れましょう。
最新のVSを無料でGET!!
インストールの[exe]ファイルがダウンロードされるので、これを実行しVisual Studioをインストールします。インストーラが立ち上がったら、とにかく既定値のままでいいので、インストールしましょう。
既定値を受け入れてインストール

インストールにはしばらく時間がかかります。

DHCのインストール

まずは最新のグーグルクロームをダウンロードしてインストールしてください。その後、クロームウェブストアに移動してDHCを検索してインストールします。
DHCを追加
FORGEはWEB開発ですから、最終的にはVisual Studioでアプリを作るのですが、HTTPリクエストをテストするツールとしてDHCはとても便利な道具ですので、ぜひインストールしましょう。

(REST Clientとなっていますが、RESTとはREpresentational State Transferの略だそうですが、あんまり難しいことは私も今のところはよくわからないので気にしないことにします。)

FORGEで何ができるのか?

とっても簡単に言うと、FORGEでは
  • いろいろなデータをアップロードしたり、BIM360のデータにアクセスしたり、
  • 形状データと属性情報データを解析したり
  • データをいろいろ編集したり
  • ビューア(FORGE Viewer)で表示したり
する機能があります。以下のアドレスにアクセスしてみてください。

http://lmv.rocks/
Large Model Viewer

ここではForge Viewer が紹介されています。これもFORGEの機能の一つで、このビューアは様々なカスタマイズが可能です。

そこで、次回からまず手始めに、Revitのデータをアップロードして、FORGE Viewerで表示することに挑戦してみます。

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