ファイルのアップロード
引き続き、チュートリアルの後半を実行してみます。Step 2: Upload a file to a storage location
ファイルのアップロードに必要なHTTPリクエストの項目をこちらで確認します。
Resource Information |
Method and URI
- メソッドは「PUT」
- URIは
https://developer.api.autodesk.com/oss/v2/buckets/:bucketKey/objects/:objectName
となっています。:bucketKeyには取得したバケットの名前(:は必要ありません)を、:ObjectNameにはアップロードするファイルにつける任意の名前をつけます。名前は本当のファイル名でもいいし、GUIDのような名前でも構いませんが、拡張子は変更しないでください。
Required OAuth Scopes
- data:write または data:create で取得したアクセストークン。data:write の場合は、既存のファイルを上書きすることができます。
Data Format
- データフォーマットはJSON形式
DHCでアクセストークンを取得する |
アクセストークンを取得した! |
ファイルをアップロード
いよいよファイルをアップロードします。ファイルは任意のRevitのファイル(標準添付のサンプルプロジェクトなどを利用してください。)を使用します。ヘッダーの必要事項はこちらで確認します。
ヘッダーには何が必要か? |
Authorization
- Bearer アクセストークン (Bearer+半角スペース+アクセストークン)
Content-Length
- DHCも含めて、ほとんどのクライアントはファイルを指定すれば、この項目は自動的に設定されます。
DHCの設定は下の図のようになります。
DHC |
② Revitのファイルを選択します。
③ Bearer アクセストークン
④ developer.api.autodesk.com/oss/v2/buckets/blacksmithbucket1203/objects/sampleproject01.rvt
バケット名とオブジェクトの名前(②のファイル名と一致しなくてもいいが、拡張子は同じにします。)
ファイルのアップロードの設定は、なにか拍子抜けするほど簡単ですねぇ。ほんとにこれでいいんでしょうか?とりあえず[Send]を押してみます。
しばらくすると・・・・・
おお!ちゃんんとアップロードできたじゃないですか!応答の内容をチェックしてみましょう。
アップロード成功! |
{
"bucketKey": "blacksmithbucket1203",
"objectId": "urn:adsk.objects:os.object:blacksmithbucket1203/sampleproject01.rvt",
"objectKey": "sampleproject01.rvt",
"sha1": "55d89511380aeaa070be7072ed7a57d89172e5f3",
"size": 17215488,
"contentType": "application/octet-stream",
}
bucketkey
バケットの名前。アップロード時に指定したものと同じ名前が返されます。objectId
これがアップロードしたファイルのバケット内でのURN(ID)になります。以降、この名前でファイルをs操作します。ObjectKey
アップロードしたファイルの名前。ファイルはアップロード後は「オブジェクト」と呼ばれます。うまくアップロードできました。今度はこのファイルをビューア用に「変換」します。作成したバケットはtransient、急がなければ。なぜなら作成したバケットはtransient、つまり24時間しかデータを保持してくれないのだから・・・・
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